top of page

しんぶん赤旗日曜版9月4日付


家族全員、コロナに感染し一週間以上お休みをいただいていました。現在は、家族全員、後遺症もなく回復しています。

そんなわけで、赤旗日曜版の記事紹介ができずにいました。久しぶりに目を通して読んでみると、気になる記事はたくさんありますが、一番印象的な記事はやっぱり統一協会の記事。今回は、この記事を紹介します。


ree

(17面)

ジェンダー平等の前進妨げる逆流 米モンタナ州立大学准教授山口智美さんに聞く

「統一協会と自民党は、実現したい社会、阻止したいものまどで、同じゴールをもっているから、「共闘」できる」と指摘する山口さん。実現したい社会とはー。統一協会のジェンダー観は、憲法の基礎単位である「個人」よりも家父長的な「家族秩序」を重視している点で自民党と共通しているそう。

〇1990年代後半から2000年代初め、個人の尊厳とジェンダー平等を求める運動や世論を敵視し、バッシングする逆流があったと話します。その実態は、性的少数者の権利を明記した条例への攻撃、図書館にあったジェンダー関連の本の撤去を要求、東京の同性パートナーシップを認める条例の成立に反対した署名運動など。統一協会は政策に影響を及ぼそうと活動してきたと話します。

〇何十年たっても実現しない選択的夫婦別姓、ジェンダー政策、その背景には政治と右派の癒着があります。このことを知らせ、みんなで声を上げていくことが大事だと話す山口さん。

ジェンダーや性的少数者の権利を認めず逆流に持ち込もうとするのは、好きな人との結婚を認めず一方的に結婚相手を決める集団婚と一緒で、人権侵害です。自分たちの思い通りに社会を動かそうとしても、草の根から起こった、ジェンダー意識への高まりや性被害を許さないフラワーデモ、LGBTの権利向上を求める運動などをもう止めることはできません。統一協会への追及と、ジェンダー平等を求める運動を一緒に貫くことが、進まないジェンダー平等社会を大きく前進させるカギだ!と感じました。



(18面、19面)

京都の街が、無法地帯と化した 統一協会の闇の実像 第1回 自民との癒着の原点「勝共」

自民党との底なしの癒着が明らかとなっている統一協会(世界平和統一家庭連合)。宗教ジャーナリストの柿田睦夫さんが記事を投稿しています


〇統一協会が日本に国際勝共連合を結成したのは68年。結成2年後の京都府知事選では、自民党の党全国組織委員長が「ボクが彼ら(勝共連合)の行動力に関心した。実によく働いてくれた」と大絶賛するほど、自公民派の手足となって選挙をよく手伝ったそうです。

〇78年京都府知事選では、自民党の要請で京都入りし、「十九台の宣伝カーと二千人の会員を動員」し、「機関紙号外九種類」「京都には約280万枚」を配ったとされています。(世界日報78年4月8日付)

 「共産党の殺人癖」「リンチ殺人がゾロゾロ」とうその捏造で塗り固められた勝共連合機関紙「思想新聞」は、全戸配布され、街頭でバラまかれたり、黒い大型宣伝車が大音量で走り抜けたり・・・京都の街では大規模に反共宣伝が行われました。

〇謀略の「特殊部隊」作戦?

さらには、日本共産党に対して、自作自演までして、暴力を振るわれたと言い傷害をでっちあげる、投石などをして候補者を危険にさらすなど「特殊部隊」も存在し、選挙の争点を見えなくしてひっかきまわす行為も。

〇「以後、勝共連合は急速に自民党内部に浸透」、より幅広い層の取り込みをねらい、勝共連合は「支部」をつくり、現在でも存続しているそうです。


統一協会の問題は根深く、日本共産党は長年、統一協会と闘ってきたんだなぁと改めて実感した記事でした。日本共産党は、旧統一協会問題追及チームを立ち上げなんのしがらみもないからこそ、徹底的に追及します。対して、自民党は、各議員に「実態調査」をするとしていますが、回答なしも多く、徹底的な追及とはほど遠い状況です。内閣支持率は、政権発足後最低であることから見ても、多くの国民はこの状況に納得していません。統一協会の徹底的な追及とともに、政治家のみなさんには憲法にある政教分離の原則を徹底させるよう、国民の側からも迫っていきたい。


2つの記事を読んで、改めて自民党と統一協会の癒着、世論の意見を聞かず強気で突破しようとする現政権の背景に何があるのか、より深く捉えることができました。この問題は根深いだけに、いろんなところに影響を及ぼしています。この問題にNOと言い続ける上でも、学習し知ることが大事。あらためてそう思いました。統一協会の問題は、日曜版だけでなく日刊紙でも特集で扱っています。ぜひ気になる、知りたいという方は、この機会にご購読ください♪


しんぶん赤旗日曜版は、月930円、しんぶん赤旗日刊紙(毎日の新聞)月3497円です。



コメント


ご意見などお気軽にお寄せください

メッセージが送信されました。

日本共産党中信地区委員会 〒390-0831 長野県松本市井川城1-5-3 TEL 0263-27-1122 FAX 0263-27-1190

bottom of page